作品に囲まれて暮らす ショーケースのような家。
施工場所 | 兵庫県宝塚市 |
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建物のタイプ | 一戸建て |
- ご提案内容
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クリエイティブを刺激する個性的なインテリアと 家全体がショーケースのような空間。
「作品を展示できる家が欲しい」。プロカメラマンであるO様の家作りは、8人の建築家・設計士のコンペでスタート。
本来あるべき家としての機能性はもちろん、クリエイターであるO様の感性を生かしたデザイン 性や作品展示、機材収納など、ワークスペースとショーケースを備えた空間を提案。透き通るような白の外壁が特徴的なキューブ型のO邸は、1階、2階ともに、収納や水周りスペース以外に間仕切りが一切無い一空間設計となっている。
ルーバーに隠れた南の全面窓以外に窓は ほとんどなく、外玄関を入ると、隣接住戸を気にすることなくプライベートな時間を楽しむことができる。 1階は、写真作品の展示スペースを兼ねた30畳のLDKとテラス。2階は、吹き抜けへと繋がる寝室。クリエイターの感性を刺激する「白」の空間。
真っ白の空間に驚く人も多いんだけど、僕にとって白は、クリエイティブな感性を刺激してくれる色なんです」とO様。内玄関のドアを開けると、個展会場のような 白を基調とした迫力の空間が広がる30畳のLDK。壁や天井だけでなく、キッチンや建具にいたるまで白で統一された空間は、作品が映えるように、ダウンライトやスポットライトで演出される。2階へ続く階段にも作品の展示ができるように、通常の1.5倍の幅を確保した。 仕事柄、欧米に滞在される機会の多いO様は設備やインテリアにもこだわりが見られる。室内は土足で出入りをするため、固めの床材を選択。リビングにはメトス製暖炉、小窓は格子があり中央から開閉するフレンチタイプ。階段の手摺も特注品で対応した。水周りは、洗面・浴室・トイレがユニットとなったホテルタイプ。
施工のポイント
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カメラ機材や衣装を収納することができる大きなクローク。ホワイトで統一されている。
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小窓は格子が あり中央から開閉するフレンチタイプ。階段の 手摺も特注品で対応した。
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リビングにはメトスの暖炉。